榮子の伝言板

2012年11月30日

2012年11月30日

 

B・B研究会10周年コンサート無事終了いたしました。
久しぶりの教会の響きの中で歌えます喜びと共に、Soloも上手く行き、多田羅先生から発声、音楽表現Goodと言って頂きホットしました。
BWV140番の全員での演奏も好評で、一足早いクリスマスのプレゼントプレゼントとなり皆様に楽しんで頂けたようで、次回も教会で・・・・とのご希望も戴きました。寒さの中ご来場下さいました皆様ありがとうございました。
来年は地元新座市に素敵なホールが完成しまして、3月2日(土)2:15分開演で、ポピラーな曲を集めてのリサイタルをいたします。皆様お楽しみにしていてください!
又詳しくご案内いたします。
楽しいクリスマスと新年がH・Pをご覧下さった皆様の上に訪れますように!!

2012年9月 ヨセミテ旅行

Maenaka Eiko

2012年9月4日から12日までアメリカのヨセミテに旅をしました。写真は有名なハーフドームです。日本の上高地のようで、全ての景色が絵になるような避暑地で、ロッククライミングでも有名。
鹿やリスが人間と共存していて、ロッジの中庭でもよく見かけ、平和な気分になりました。サイクリングをしたり、川遊びや、クライミングをしている人を眺めたり、この写真の場所から3時間かけて下山もしました。翌日は筋肉痛で大変でしたが、リフレッシュでき、楽しい旅行でした!!


2012年8月 始めての発声セミナーを開催

2012年8月28日、始めての発声セミナーを開催、無事終了いたしました。
朝の10:30〜16:00まで、身体運動から始まり、個人指導のワンポイントレッスンと盛りだくさんでしたが、受講生の皆様から、継続的に開講の希望もありました。
次回を検討中ですので、又お知らせいたします。
来年夏には、河口湖辺りで、2泊3日のセミナーも検討中です。お楽しみにしていて下さい

2012年7月 二期会駅伝コンサート

2012年7月29日

 

二期会駅伝コンサートも終了いたしました。
バッハ・バロック研究会で出演、BWV140番 Wacht auf,ruft nus die Stimme (いつ来ますや、わが救いの君?)、魂(ソプラノ)とイエス(バス)の間で交わされる
霊化された愛の二重唱でとてもいい経験になりました。

2012年7月 「夏に歌う」コンサート

2012年7月23日
日本歌曲振興会主催「夏に歌う」コンサート無事終了いたしました。
「ヒロシマのツル」夏が訪れると必ず思い出します。戦争の犠牲者、広島・長崎に投下されました原爆、広島の平和記念会場にあります鶴の乙女の銅像をご覧になった方も沢山いらっしゃると思います。
その犠牲者のお1人の乙女貞子さんをモデルにした曲です。多くの方々が張りつめた緊張感の中で、平和の祈りのメッセージが歌から伝わり涙しました。との感想を戴ました。
今回初めてのピアニスト河原忠之氏との素晴らしい共演のおかげでした。河原氏からも終わった後舞台袖で、「素晴らしい出来でした」とのお褒めの言葉を頂きました。

2012年7 IL CANTO DEL CUÒRE 第11回演奏会

2012年7月7日
IL CANTO DEL CUÒRE 第11回演奏会無事終了いたしました。
梅雨の時期でお天気は曇り空で、お客様のいらっしゃるころに雨にならなければと案じましたが、何とか大丈夫だったようで150名程がご来場下さいました。
正に継続は力なりの如く、生徒の皆さんのこれまでの努力が実を結びまして、好評でした。
「ほのぼのとした、温かさに包まれたコンサートでした」とか、え1人々が年々上達の後がうかがわれました」とかの感想を頂戴いたしまして、ありがとうございました。
来年は2013年7月14日 成増アクトホールが取れました。会場が変わりますが、皆様これからも温かい応援をよろしくお願い致します

2012年6月 二期会日本歌曲演奏会 黒髪芳光没後10年コンサート

2012年6月2日
第10回 二期会日本歌曲演奏会終了しました。
私は なかにしあかね曲 星野富弘詩「2番目に言いたいこと」から3曲歌いました。歌い出しから会場の空気が変わり、引き込まれました。とか、柔らかく包み込むような声が詩と一体となり涙があふれて来ました。との感想! 前の方に座っていらした年配のご婦人が、終演後、何時もリサイタルのポスターでコンサートに伺いたいと思っていますと、感激の感想を戴きました。

 

6月7日
黒髪芳光没後10年コンサートでは詩人の西岡光秋氏からも過分なお褒めの言葉を頂きました。黒髪先生の奥様から20回リサイタルのCDを聴いて下さり是非「ヒロシマのツル」を歌って欲しいとのご要望をいただき、歌い手としましては、この上ない喜びでした。お客様の中に、CDでのみ私の歌を聴いて下さっていた方から、今日生の歌を聴くことが出来ましたとのお声もあり、秘かなファンの方々がいらっしゃる事も知りました。

2012年4月 坂東玉三郎さんのレッスン

2012年4月22日
 二期会日本歌曲研究会で坂東玉三郎さんにレッスンをして頂きました。
当日は100人を超える聴講生でこれまでにない人気の講座になりました。私は小倉百人一首から 信時 潔曲 「ほととぎす」を歌いました。詩をどのようにとらえるかを3つの範囲があると 1・自分の体の範囲 2・見える範囲 3・非現実的空間、過去、未来、今自分の心の中の非現実的空間.。これらを詩のなかのどれに当てはまるかを考え、表現の柱を構築する・・・そんな風に私はとらえました。
顔の表情や身体での表現、(これは流石歌舞伎俳優ならではの優雅な動き)等々、お話しもお上手で、歌の世界が映像のように浮かんでくるようにとか、アッという間の3時間でした。最後に握手をして頂きサインももらって、最高の気分になれた貴重なレッスンを体験できました。この感激を一生涯忘れないでおこうと思う1日
となりました。

2012年3月 ソプラノリサイタル批評

2012年3月5日
第21回 前中榮子ソプラノリサイタル<日本の歌をうたう>批評

 

1987年からすべてのリサイタルを日本歌曲に限定して歌い続けている前中榮子の今回の曲目は、第一部では短歌に附曲された作品が二つ。
最初は清瀬保二作曲「啄木歌集」から10曲で、今年没後100年にあたる石川啄木の短歌「東海の」「はたらけど」などの名曲に鋭い感性で対峙した作品。次が信時潔作曲の「小倉百人集」から8曲。どちらも三十一文字に凝縮された日本固有の美意識の結晶であり、その流れるような抒情性を前中は見事に歌い出した。きれいな日本語と率直な表現が作品の本質を置き彫りにしていたと思う。
第二部は山田数子詩・尾上和彦作曲「慟哭」で始まった。原爆によって幼いわが子を失った母の重い哀しみ。「今」だからこその痛切さで、私たちの心の深い所に彼女の歌は届いた。最後に武満徹の「翼」「小さいな部屋で」「小さな空」。この3曲はさらりとした表情の中に豊かな抑揚が生きた歌唱であった。ピアノの花岡千春が包み込むような優しさで支えた。
(東京文化会館小ホール) 保延裕史 音楽現代 5月号掲載

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